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<蝶の写真集> タテハチョウ科

ヒメキマダラヒカゲ

データ 生息状況 生態写真

☆データ

ヒメキマダラヒカゲ
(姫黄斑日陰)
学 名 Zophoessa callipteris
科 名 タテハチョウ科
亜科名 ジャノメチョウ亜科
族 名 マネシヒカゲ族
属 名 ヒメキマダラヒカゲ属
時 期 ふつう年1回、6月〜9月
分 布 北海道〜九州
大きさ (前翅長)25-34mm
(開張)50-60mm
生育地 山地の樹林帯など

<特徴>
 ふつう年1回の発生で、成虫は初夏から秋にかけて、山地の樹林帯などで見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は黄色の地に黄褐色の線と後翅には眼状紋が見られます。表側は茶褐色の地に黒褐色の線と後翅には黒の斑模様が見られます。幼虫は、イネ科植物(チヂミザサ、クマザサ,チシマザサ、ヤマカモジグサなど)を食べます。

<名前の由来>
 小さく愛らしいので姫(ヒメ)、また黄色の斑(キマダラ)模様があり、陽光を避けて、曇天や夕刻などに日陰(ヒカゲ)をよく飛びまわのにちなんで命名されました。

<備考>
 メスはオスに比べて大きめです。


☆生息状況
●環境省レッドリスト 

●埼玉県レッドデータブック(2008) 

●県内での希少度 ★★☆☆☆
 秩父地方の山地の樹林帯などで見られるジャノメチョウの仲間です。およそ標高1,000m以上の落葉広葉樹や常緑針葉樹の下部で、幼虫の食餌植物であるイネ科植物(チヂミザサ、クマザサ,チシマザサ、ヤマカモジグサなど)周辺や各種の花や獣糞に来ているのを観察できます。

☆生態写真

ヒメキマダラヒカゲ(タテハチョウ科) 2006年8月20日午前、三峰山(秩父市)で撮影

 2006年8月20日午前、標高1,100mの三峰山(秩父市)で撮影しました。

ヒメキマダラヒカゲ(タテハチョウ科) 2013年7月20日午前、三国峠付近(秩父市)で撮影

 2013年7月20日午前、標高1,740mにある三国峠付近(秩父市)で撮影しましたしましたが、葉上に止まっていました。

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