本文へスキップ

春日井市内の蝶の観察と写真、資料を掲載しています。

メールでのお問い合わせは
gauss@js3.so-net.ne.jp

<蝶の写真集> セセリチョウ科

イチモンジセセリ

データ 生息状況 生態写真 近似種比較

☆データ

イチモンジセセリ(一文字せせり)
学 名 Parnara guttata
科 名 セセリチョウ科
亜科名 セセリチョウ亜科
属 名 イチモンジセセリ属
時 期 年2〜3回、6月〜11月
分 布 本州〜沖縄
大きさ (前翅長)15-21mm
(開張)35mm前後
生育地 市街地、山地

<特徴>
 年2〜3回の発生で、成虫は初夏から秋まで、市街地や草原、山地などいたる所で普通に見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に白銀の斑点が見られますが、特に後翅の白銀模様が一列になった、一文字模様を見せるのが特徴です。表側は裏側より濃い茶色の地色に白銀模様が見られます。一見ガの仲間と見間違えやすく、集団で移動することが知られています。幼虫は、イネ科、カヤツリグサ科の各種を食べますが、特にイネに有害で、駆除の対象とされています。

<名前の由来>
 ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、後羽の白色の斑紋が一列(一文字)に並んでいるところから名付けられました。

<備考>
 季節型は有りません。幼虫は、別名:イネツトムシとも呼ばれています。


☆生息状況
●環境省レッドリスト 

●愛知県レッドデータブック(2020) 

●春日井市内での希少度 ★☆☆☆☆
 ほぼ市内全域で、初夏から晩秋まで普通に見られるセセリチョウの仲間です。市街地や草原、山地などいたる所に生息し、幼虫は食餌植物をイネ科、カヤツリグサ科、タケ科としているので、イネの害虫として駆除の対象となっています。

☆生態写真

イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2019年8月27日昼、道樹山麓(細野町)で撮影

 2019年8月27日昼、道樹山麓(細野町)で撮影しましたが、ヒャクニチソウの花で吸蜜していました。

イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2019年10月6日午前、王子製紙春日井工場周辺(王子町)で撮影

 2019年10月6日午前、王子製紙春日井工場周辺(王子町)で撮影しましたが、花で吸蜜していたところを接写しました。

イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2019年10月9日午後、庄内川河川敷(下津町)で撮影

 2019年10月9日午後、庄内川河川敷(下津町)で撮影しましたが、ヒャクニチソウの花で吸蜜していたところを接写しました。

イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2019年10月16日午後、潮見坂平和公園(大泉寺町)で撮影

 2019年10月16日午後、潮見坂平和公園(大泉寺町)で撮影しましたが、葉や壁の上に止まっていたところを接写しました。

イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2020年8月24日午前、鯏川沿い(木附町)で撮影

 2020年8月24日午前、鯏川沿い(木附町)で撮影しましたが、ヒャクニチソウの花で吸蜜していたところを接写しました。

イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2020年8月27日午前、庄内川河川敷(上条町)で撮影

 2020年8月27日午前、庄内川河川敷(上条町)で撮影しましたが、ノアザミの花で吸蜜していたところを望遠で捉えました。

イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2020年9月12日午前、内津町で撮影

 2020年9月12日午前、内津町で撮影しましたが、花で吸蜜していたところを望遠で捉えました。

イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2020年9月14日午前、落合公園(東野町)で撮影

 2020年9月14日午前、落合公園(東野町)で撮影しましたが、葉上に止まっていたところを接写しました。

イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2020年9月14日午後、朝宮公園(朝宮町)で撮影

 2020年9月14日午後、朝宮公園(朝宮町)で撮影しましたが、葉上に止まっていたところを接写しました。

イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2020年9月16日午前、八田川沿い(知多町)で撮影

 2020年9月16日午前、八田川沿い(知多町)で撮影しましたが、葉上に止まっていたところを接写しました。

イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2020年9月21日午後、大池緑地(西山町)で撮影

 2020年9月21日午後、大池緑地(西山町)で撮影しましたが、葉上に止まっていたところを望遠で捉えました。

イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2022年9月6日午前、高森山公園(高森台)で撮影

 2022年9月6日午前、高森山公園(高森台)で撮影しましたが、葉上で止まっているところを望遠で捉えました。

イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2022年9月7日午前、八田川沿い(東野町)で撮影

 2022年9月7日午前、八田川沿い(東野町)で撮影しましたが、茎上に止まっていたところを望遠で捉えました。

イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2022年10月1日午後、八田川沿い(勝川新町)で撮影

 2022年10月1日午後、八田川沿い(勝川新町)で撮影しましたが、ヒャクニチソウの花で吸蜜していたところを望遠で捉えました。

☆近似種比較 

オオチャバネセセリ  イチモンジセセリ
   
オオチャバネセセリ(セセリチョウ科)  イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 

 オオチャバネセセリは、裏側後翅の白斑がジグザクになります。
 イチモンジセセリは、裏側後翅の白斑が直線状になります。

前種へ セセリチョウ科目次 次種へ

……蝶の掲示板を設けています。ぜひご利用下さい……
ガウスの蝶の画像掲示板
蝶についてのご質問、疑問、情報などありましたら書き込んで下さい。私が、お答えいたします。

このページの先頭へ
トップページ INDEXへ
姉妹編「蝶の写真館」へ

*ご意見、ご要望のある方は右記までメールを下さい。よろしくね! gauss@js3.so-net.ne.jp

ナビゲーション

inserted by FC2 system