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春日井市内の蝶の観察と写真、資料を掲載しています。

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<蝶の写真集> シロチョウ科

キタキチョウ

データ 生息状況 生態写真 雌雄比較

☆データ

キタキチョウ(北黄蝶)
学 名 Eurema mandarina
科 名 シロチョウ科 
亜科名 モンキチョウ亜科
族 名 ヤマキチョウ族
属 名 キチョウ属
時 期 年4〜5回、5月〜10月
分 布 本州〜沖縄
大きさ (前翅長)18-27mm
(開張)35-45mm
生育地 林縁、河原など
<特徴>
 多化性で、成虫は春から秋まで、低山地から平地の林縁や河原などで普通に見られる黄色っぽいチョウです。翅の裏側は、黄色地に小さな点のような模様が見られます。翅の表側は、黄色で黒い縁が見られますが、前翅の方が黒い部分が多く見られます。幼虫は、マメ科植物(メドハギ、ヤマハギマルバハギ、ネムノキなど)を食べます。

<名前の由来>
 黄色いチョウという意味で命名されましたが、その後沖縄県産のキチョウと区別するために、その北(キタ)に生息しているのでこの名前になりました。

<備考>
 夏型と秋型があり、成虫で越冬します。沖縄県では、キチョウと混在していて、判別が難しいのです。

☆生息状況
●環境省レッドリスト 

●愛知県レッドデータブック(2020) 

●県内での希少度 ★☆☆☆☆
 市内全域で、成虫は春から秋まで最も普通に見られるシロチョウの仲間です。低山地から平地の林縁や河原などに多産し、市街地にもいます。幼虫の食餌植物は、各地に生息するマメ科植物(メドハギ、ヤマハギマルバハギ、ネムノキなど)で、成虫は各種の花を蜜源としていますので、いろいろなところで観察できます。

☆生態写真

キタキチョウの秋型(シロチョウ科) 2019年4月13日午後、道樹山麓(細野町)で撮影

 2019年4月13日午後、道樹山麓(細野町)で撮影しましたが、花で吸蜜しているところや飛翔しているところを捉えました。

キタキチョウの夏型♂(シロチョウ科) 2019年7月25日昼、道樹山麓(細野町)で撮影

 2019年7月25日昼、道樹山麓(細野町)で撮影しましたが、地表に止まっているところや飛翔しているところを捉えました。

キタキチョウの夏型♂(シロチョウ科) 2019年8月27日午前、庄内川河川敷(下津町)で撮影

 2019年8月27日午前、庄内川河川敷(下津町)で撮影しましたが、葉上に止まっているところを望遠で捉えました。

キタキチョウの夏型♂(シロチョウ科) 2019年9月14日昼、隠山池付近(木附町)で撮影

 2019年9月14日昼、隠山池付近(木附町)で撮影しましたが、葉上に止まっているところを望遠で捉えました。

キタキチョウの秋型(シロチョウ科) 2019年10月22日午後、八田川沿い(追進町)で撮影

 2019年10月22日午後、八田川沿い(追進町)で撮影しましたが、センダングサの花で吸蜜しているところを望遠で捉えました。

キタキチョウの秋型(シロチョウ科) 2019年10月30日午後、庄内川河川敷(松河戸町)で撮影

 2019年10月30日午後、庄内川河川敷(松河戸町)で撮影しましたが、葉上に止まっていたので表側は撮れませんでした。

キタキチョウの秋型(シロチョウ科) 2020年4月16日午後、落合公園(東野町)で撮影

 2020年4月16日午後、落合公園(東野町)で撮影しましたが、飛翔しているところを望遠で捉えました。

キタキチョウの秋型(シロチョウ科) 2020年5月17日午前、朝宮公園(朝宮町)で撮影

 2020年5月17日午前、朝宮公園(朝宮町)で撮影しましたが、花で吸蜜しているところを望遠で捉えました。

キタキチョウの夏型♀(シロチョウ科) 2020年7月20日午前、潮見坂平和公園(大泉寺町)で撮影

 2020年7月20日午前、潮見坂平和公園(大泉寺町)で撮影しましたが、飛翔しているところはうまく撮れませんでした。

キタキチョウの夏型♀(シロチョウ科) 2020年8月3日午前、西尾町で撮影

 2020年8月3日午前、西尾町で撮影しましたが、花で吸蜜しているところと飛翔いているところを望遠で捉えました。

キタキチョウの夏型(シロチョウ科) 2020年9月5日午前、市民球場周辺(明知町で撮影

 2020年9月5日午前、市民球場周辺(明知町で撮影しましたが、地表に止まっているところや飛翔しているところを望遠で捉えました。

キタキチョウの夏型(シロチョウ科) 2020年9月21日午後、大池緑地(西山町で撮影

 2020年9月21日午後、大池緑地(西山町で撮影しましたが、花で吸蜜しているところと飛翔しているところを望遠で捉えました。

キタキチョウの夏型♂♀(シロチョウ科) 2020年6月15日午前、八池公園周辺(玉野町で撮影

 2020年6月15日午前、八池公園周辺(玉野町で撮影しましたが、交尾しているところを接写しました。

キタキチョウの秋型(シロチョウ科) 2022年10月10日午後、地蔵川沿い(森山田町で撮影

 2022年9月10日午後、地蔵川沿い(森山田町で撮影しましたが、葉上に止まっているところを望遠で捉えました。

 ☆雌雄比較 

オス
   
キタキチョウの夏型♂(シロチョウ科) 2006年9月3日午前、「蝶の里公園」(比企郡嵐山町)で撮影
メス
キタキチョウの夏型♀(シロチョウ科) 2020年7月20日午前、潮見坂平和公園で撮影

 オスの腹端部に交尾器が目立ち、夏型では、地色が白くなります。
 メスの腹端部には交尾器が目立たなく、夏型では、黄色みをおびます。

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