<蝶の写真集> タテハチョウ科
メスグロヒョウモン
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<特徴> |
☆生息状況
●環境省レッドリスト ―
●愛知県レッドデータブック(2020) ―
●春日井市内での希少度 ★★★★☆
かつては東部地区の丘陵地から山地にかけて生息していて、少年自然の家に標本も残されていますが、減少してきていて、近年目撃情報がありませんでしたが、2022年に再発見しました。幼虫の食樹植物であるタチツボスミレ、ツボスミレ、エイザンスミレなどのスミレ類や成虫の蜜源となる各種アザミ類、ヒヨドリバナ、オカトラノオ、オミナエシ、クガイソウ、ハナウド、フシグロセンノウ、などの生息する広葉樹林のギャップや、疎林をまじえた草地で見られる可能性があります。
メスグロヒョウモン♀(タテハチョウ科) 2022年10月4日昼、東部丘陵で撮影 |
2022年10月4日昼、東部丘陵で撮影しましたが、高い木の葉上に止まっていたのを望遠で捉えました。
メスグロヒョウモン♂(タテハチョウ科) 2023年10月7日昼、東部丘陵で撮影 |
2023年10月7日昼、東部丘陵で撮影しましたが、高い木の葉上に止まっていたのを望遠で捉えました。
オス | メス |
メスグロヒョウモン♂ 2006年9月10日に埼玉県皆野町で撮影 | メスグロヒョウモン♀ 2007年7月16日に埼玉県入間市で撮影 |
オスは、褐色の地に黒斑(彪紋)がはっきりしていますし、前翅の表側に3本の性標がみられます。
メスの表側は、黒褐色の地色に白帯と白斑が目立ち、全く別種かと見間違えるほどです。
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