ミヤマセセリ(深山せせり) |
学 名 |
Erynnis montanus |
科 名 |
セセリチョウ科 |
亜科名 |
チャマダラセセリ亜科 |
族 名 |
ミヤマセセリ族 |
属 名 |
ミヤマセセリ属 |
時 期 |
年1回、3月〜4月 |
分 布 |
北海道〜九州 |
大きさ |
(前翅長)14-22mm
(開張)38-45mm |
生育地 |
平地から山地の落葉広葉樹林 |
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<特徴>
年1回の発生で、早春にだけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つで、平地から山地の雑木林(落葉広葉樹)で見られます。翅の表側の前翅は、オスではだいたい一様に暗褐色ですが、メスでは地色がオスより淡く、中央部に白っぽい帯があるので、識別できます。後翅表面は、共にだいたい一様に暗褐色の地色に橙黄色紋が目立ちます。裏側は、表とほぼ同じです。飛び方が早く、撮影するのに苦労しましたが、たまに葉や地表にとまるのでシャッターを切れるときがあります。幼虫は、ブナ科(クヌギ、コナラ、カシワ、ミズナラなど)を食べます。
<名前の由来>
ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、山地で多く見られるので深山(ミヤマ)の名が付きました。
<備考>
平地では、減少してきています。
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