<蝶の写真集> シロチョウ科
スジグロシロチョウ
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<特徴> 多化性で、成虫は初春から秋まで、低地の林周辺、耕作地、市街地など、一般的に見られる白色っぽいチョウですが、一見モンシロチョウやヤマトスジグロシロチョウと見間違えることもあります。翅の裏側は、白色で黒斑と黒い筋があります。翅の表側は、白色地に黒斑と黒い筋があります。幼虫は、アブラナ科植物(イヌガラシ、ハタザオ、タネツケバナ、アブラナ、ワサビなど)を食べます。
<名前の由来> シロチョウの仲間で、羽に黒い筋(スジグロ)があるチョウという意味で命名されています。 <備考> 春型と夏型があり、夏型の方がやや大きいのです。 |
☆生息状況
●環境省レッドリスト ―
●愛知県レッドデータブック(2020) ―
●春日井市内での希少度 ★★☆☆☆
ほぼ市内全域に生息していて、市街地でも見られるシロチョウの一つです。主に、平地から山地の草地や林周辺、耕作地、市街地などにいるものの、モンシロチョウよりはやや暗い所で見かけます。幼虫の食餌植物であるアブラナ科植物(イヌガラシ、ハタザオ、タネツケバナ、アブラナ、ワサビなど)の周辺や成虫の蜜源となるタンポポ類、アザミ類、ヒヨドリバナなどの花、地表の吸水等で観察できます。
スジグロシロチョウ春型♀(シロチョウ科) 2019年6月4日午前、玉野町で撮影 |
2019年6月4日午前、玉野町で撮影しましたが、葉上に止まっていたので接写しました。
スジグロシロチョウ夏型(シロチョウ科) 2019年10月16日午後、潮見坂平和公園(大泉寺町)で撮影 |
2019年10月16日午後、潮見坂平和公園(大泉寺町)で撮影しましたが、葉上に止まっていたので接写しました。
スジグロシロチョウ春型♂(シロチョウ科) 2020年4月15日午後、西尾町で撮影 |
2020年4月15日午後、西尾町で撮影しましたが、飛翔しているところを望遠で捉えたもののうまく撮れませんでした。
☆雌雄比較 (夏型)
オス | |
スジグロシロチョウ夏型♂(シロチョウ科) 2006年7月1日午後、見沼たんぼ(さいたま市見沼区)で撮影 | |
メス | |
スジグロシロチョウ夏型♀(シロチョウ科) 2006年9月3日午前、「蝶の里公園」(比企郡嵐山町)で撮影 |
オスは、腹部が細く、翅の表が白っぽくなります。
メスは、腹部が太く、前翅内縁の黒帯は大きく広がりぼやけます。
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