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春日井市内の蝶の観察と写真、資料を掲載しています。

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<蝶の資料集>

春日井市の蝶の生息資料

@ A B C D E F
蝶の調査記録 春日井市史本編 春日井市史資料編4 春日井の昆虫1鱗翅目 蝶 「郷土誌かすがい」第29号 第5回自然環境保全基礎調査 希少種センサス調査報告 私の調査・評価
日付 1963年11月 1973年11月 1975年6月 1986年9月 1993〜99年 2000〜13年 2019年〜
全種数 36種 39種 62種 75種 51種 66種 73種
<アゲハチョウ科> 6種 8種 9種 9種 7種 9種 11種
ギフチョウ
ホソオチョウ
ジャコウアゲハ
オナガアゲハ
アゲハチョウ
キアゲハ
クロアゲハ
ナガサキアゲハ
モンキアゲハ
カラスアゲハ
ミヤマカラスアゲハ
アオスジアゲハ
<シロチョウ科> 5種 5種 6種 8種 4種 6種 6種
キタキチョウ
ツマグロキチョウ
スジボソヤマキチョウ
モンキチョウ
ツマキチョウ
モンシロチョウ
スジグロシロチョウ
ヤマトスジグロシロチョウ ×
<シジミチョウ科> 7種 7種 16種 16種 14種 17種 20種
ベニシジミ
ウラナミシジミ
ヤマトシジミ
ルリシジミ
ツバメシジミ
ムシャクロツバメシジミ            
クロマダラソテツシジミ            
ムラサキシジミ
ムラサキツバメ
ウラゴマダラシジミ
ウラキンシジミ ×
ミズイロオナガシジミ
ウラミスジシジミ
アカシジミ
ウラナミアカシジミ
ミドリシジミ
オオミドリシジミ
ウラクロシジミ
コツバメ
トラフシジミ
ウラギンシジミ
<タテハチョウ科> 15種 16種 24種 29種 20種 25種 26種
テングチョウ
アサギマダラ
スミナガシ
ウラナミジャノメ    
ヒメウラナミジャノメ
ジャノメチョウ
ヒカゲチョウ
クロヒカゲ
サトキマダラヒカゲ
ヒメジャノメ
コジャノメ
クロコノマチョウ
ヒメヒカゲ         ×
ウラギンスジヒョウモン
オオウラギンスジヒョウモン
メスグロヒョウモン
ミドリヒョウモン
クモガタヒョウモン
ツマグロヒョウモン
ウラギンヒョウモン
イチモンジチョウ
アサマイチモンジ
ミスジチョウ
コミスジ
ホシミスジ
オオミスジ
コムラサキ
ゴマダラチョウ
オオムラサキ
メスアカムラサキ        
キタテハ
ヒオドシチョウ
ルリタテハ
アカタテハ
ヒメアカタテハ
<セセリチョウ科> 3種 3種 7種 13種 6種 9種 10種
アオバセセリ
ミヤマセセリ
ダイミョウセセリ
ギンイチモンジセセリ ×
コチャバネセセリ
ホソバセセリ
ヒメキマダラセセリ
コキマダラセセリ ×
キマダラセセリ
イチモンジセセリ
オオチャバネセセリ
チャバネセセリ
ミヤマチャバネセセリ ×
F私の調査・評価の●は自身の確認種、〇は他人からの伝聞・資料等による種、△は近年の未確認種、×は近年の絶滅種、?は迷蝶(遇産種)
【絶滅した蝶】 かつては春日井市内にいたが、近年絶滅したと思われる蝶
<シロチョウ科> ヤマトスジグロシロチョウ
<タテハチョウ科> ヒメヒカゲ
<シジミチョウ科> ウラキンシジミ
<セセリチョウ科> ミヤマチャバネセセリギンイチモンジセセリコキマダラセセリ
【迷蝶(遇産種)】 春日井市内にはいないものの、偶然に飛来し、過去に市内で確認例がある蝶
<タテハチョウ科> メスアカムラサキ

☆春日井市の蝶の生息資料の概要

@「春日井市史」本編
 1963年(昭和38)11月3日に、春日井市により編集・刊行された「春日井市史」(本篇)の第1編自然環境、第5章生物、第2節動物の昆虫類の項の蝶類(P.35-36)に掲載されています。春日井市内の蝶の生息状況を概観した最初の資料と思われ、36種(アゲハチョウ科6種、シロチョウ科5種、シジミチョウ科7種、タテハチョウ科15種、セセリチョウ科3種)を列挙していますが、「オオムラサキは、戦前鹿乗橋付近で採取できたが、今では全く見られなくなった。」ことと、「昭和37年7月には鷹来町で、メスアカムラサキを採取したことがある。」と特記しています。

A「春日井市史」資料編4
 1973年(昭和48)11月30日に、春日井市により編集・刊行された「春日井市史」(資料篇4)の植物・昆虫の昆虫の項(P.371-388)に蝶の目録が掲載されています。昭和27年以降、主として名城大学農学部構内(現同大学農学部付属農場)とその周辺ににおいて採集した標本、ならびに従来の記録にもとづく種を含めてリストアップしたとされています。執筆担当者は岡留桓丸氏で、蝶類は39種(アゲハチョウ科9種、シロチョウ科6種、シジミチョウ科16種、タテハチョウ科24種、セセリチョウ科3種)リストアップされていますが、「東北部山地の調査が、現在ほとんどされていないために、春日井市の昆虫相を見直す必要があり、したがって標本のデータも省略した。」と特記されています。

B「春日井の昆虫T」
 1975年(昭和50)6月に、春日井市昆虫調査会の編集で、春日井市により刊行された「春日井の昆虫T」(鱗翅目 蝶・蜻蛉目)の鱗翅目 蝶の項(P.1-28)に蝶の標本のデータと解説が掲載されています。蝶類は62種(アゲハチョウ科8種、シロチョウ科5種、シジミチョウ科7種、タテハチョウ科16種、セセリチョウ科7種)掲載され、市内東部丘陵地帯の調査が進んだため、掲載種数が大幅に増えています。

C「郷土誌かすがい」第29号の表
 1986年(昭和61)9月15日に春日井市教育委員会文化財課発行の「郷土誌かすがい」第29号の郷土の自然の記事として、「春日井市の蝶 ギフチョウ」(竹谷雅彦氏筆 当時・春日井東部中学校教諭)が掲載され、そこに春日井市で見られる蝶が一覧表として載せられています。合計76種類(迷蝶は除く)とされていますが、コムラサキとクロコムラサキがそれぞれ掲載されていますので、実質は75種(アゲハチョウ科9種、シロチョウ科8種、シジミチョウ科16種、タテハチョウ科29種、セセリチョウ科13種)となります。

D「第5回自然環境保全基礎調査」
 自然環境保全基礎調査は、一般に「緑の国勢調査」と呼ばれ、環境省により、陸域、陸水域、海域 の各々の領域について国土全体の状況を調査しているものです。第5回調査の種の多様性調査では、47都道府県に調査を委託して文献、標本及び現地調査により分布情報を収集したもので、調査結果について1993年(平成5)〜1999年(平成11)年度の累積データについて示されています。そのデータを自然環境調査Web-GISより春日井市内の蝶類の分を拾って、まとめたものです。全部で、51種(アゲハチョウ科7種、シロチョウ科4種、シジミチョウ科14種、タテハチョウ科20種、セセリチョウ科6種)となりました。

E「希少種センサス調査報告」
 希少種センサス調査報告は、春日井市が2005年(平成17)4月14日に施行した「春日井市自然環境の保全を推進する条例」に基づいて行った、生物の生育環境や地形・地質等の調査をまとめたものです。その前段となる、@平成12年度調査(全域)、A平成18・19年度調査(内々神社区域・隠山池区域・潮見坂平和公園区域の3ヶ所)、B平成20・21年度調査(岩船神社区域・外之原白山神社区域・五社神社区域・五社大明神社区域・白山神社区域・円福寺区域・諸大明神社区域・伊多波刀神社区域・八幡社区域・両社宮神社区域・北部ため池群区域の11ヶ所)、C平成23年度調査(内々神社区域・隠山池区域・岩船神社区域の3ヶ所)、平成24〜26年度調査(全域)の5回の調査報告を総合すると蝶類は66種(アゲハチョウ科9種、シロチョウ科6種、シジミチョウ科17種、タテハチョウ科25種、セセリチョウ科9種)が確認されています。

F私の調査・評価
 私自身の2019年以降150回以上の市内主要地域(東部丘陵・潮見坂平和公園・大池緑地・落合公園・朝宮公園・八田川沿い・二子山公園・庄内川河畔等)での現地観察と他人からの伝聞・資料等を総合的に判断したものです。

<その他の資料>

・春日井市少年自然の家標本
 「春日井市少年自然の家」には、数10年前に市内で採集したと思われる蝶の標本が展示されています。全61種(アゲハチョウ科10種、シロチョウ科7種、シジミチョウ科16種、タテハチョウ科20種、セセリチョウ科8種)で、市内では絶滅したと思われるヒメヒガゲ、コキマダラセセリなどの標本もあって貴重です。

・「愛知県小学校校庭のチョウ類群衆は学校間でどう異なるか」
 2006年(平成18)発行の『豊橋市自然史博物館研報 No.16』に掲載されている「愛知県小学校校庭のチョウ類群衆は学校間でどう異なるか―主要出現種とその出現環境に着目して―」(芹沢俊介・伊藤真由子・鈴木ゆかり著)の中で、春日井市内東部地域にある玉川小学校、押沢台小学校、高座小学校、高森台小学校、西藤山台小学校、藤山台小学校、中央台小学校の7校の校庭で観察された蝶のデ−タが掲載されています。春日井市内の7つの小学校では、2002年4月上旬から10月上旬までの14回の観察の結果、37種(アゲハチョウ科7種、シロチョウ科5種、シジミチョウ科8種、タテハチョウ科11種、セセリチョウ科6種)となっていて、いろいろな分析も成されています。

・高蔵林特別緑地保全地区植生等調査
 2006年(平成18)3月に出された春日井市高座町外1町内の「高蔵林特別緑地保全地区植生等調査報告書」(春日井市発行)では、高蔵林特別緑地保全地区における緑地の保全管理計画立案の基礎資料として現地調査を行っています。2005年(平成17)の春期・夏期・秋期の3回現地調査が行なわれ、蝶は全28種(アゲハチョウ科5種、シロチョウ科4種、シジミチョウ科6種、タテハチョウ科9種、セセリチョウ科4種)が確認されたとしています。

・中央新幹線環境影響評価書愛知県資料編動物
 2014年(平成26)8月に出された「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書」の愛知県評価書資料編の中に、春日井市内の非常口周辺で実施された現地調査(早春季・春季・夏季・秋季)の結果が掲載されています。それによると、蝶は全41種(アゲハチョウ科8種、シロチョウ科4種、シジミチョウ科8種、タテハチョウ科17種、セセリチョウ科4種)が確認されたとしています。

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